かんしゃく息子とワンオペの日々

育児×ゆるい働き方×趣味 について書くブログです。 

発達支援センターってどんなところ?[体験談] 癇癪や子育てに悩むママも利用できる!

発達支援センターに行ってきました。

 

事の発端は子どもの癇癪が酷かったことです。2歳手前から始まった癇癪ですが、3歳を目前にしてもなくなるどころではなく、気に入らないと叩いたり蹴ったりしてくるようになりました。

 

今までは、泣き叫んで暴れても私が危害を加えられるものではなかったので、どこか冷静になれたのですが、そこそこ痛い力で何度も叩かれると私も冷静ではいられません。

 

初めは自治体の子育て相談窓口に電話していたのですが、話していく過程で、発達支援センターを紹介されました。

 

保育園でも色々と気になる点があったので、この際、専門家にみてもらって診断してもらおうと思いました。

 

発達支援センターに行くことで、わが子が何かしらの診断名がつくかもしれないということには辛い思いもありましたが、

 

それよりも我が子に手をあげてしまいそうな自分の精神状態をなんとかしてほしい(-""-;)

藁にもすがる思いでした。

 

結果だけ申し上げますと…

 

利用して、とーっても良かったです!!!

 

3歳を少し過ぎて、癇癪が落ち着いてきたこともありますが、何より話をしっかり聞いてくださって一緒に解決策を考えてくださったのが、私にはとてもとてもありがたい存在でした。

 

発達支援センターという名前ですが、特に診断が降りていない状態であっても、子育てに悩んでいれば気軽に利用して良いような雰囲気でした。

 

心理士さんがおり、子供の様子を多角的に観察して、子供の苦手なことを分析していきます。そしてわかった苦手なことへの対処法を一緒に考えてくれます。

 

相談する前は自分の子育て方法が間違っているとか、愛情不足だとか指摘されるんじゃないかな…と不安になっていたのですが、そんなことは一切ありませんでした。

 

実は発達の診断は3歳ではまだ難しいのと、程度の低いグレーの場合はなかなか診断がおりないそうで、まだ様子見な感じです。

 

月1の面談で長期的に付き合ってくれるので、気になる点が出てくれば、その時に相談できます。(月1も心配面がなくなってくれば、3ヶ月に1度になったり、変化していきます。頻度も相談できます。)

 

発達支援センターのことを少し説明しましたが、実際に利用する前はかなり不安がありますよね。私が体験した範囲ですが、具体的に体験談を記しておきます。

 

 

はじめは一本の電話から

 私の場合は育児相談窓口からの紹介だったのですが、自分で発達支援センターに電話をしました。「癇癪の対応の仕方を教えてほしい」というような内容で話したと思います。

 

その際に三歳児検診でひっかかった項目はないかを聞かれ、担当の方に自宅や保育園での様子をお話ししました。

 

電話で癇癪への対応を教えてもらえると思っていたのですが、一度面談をしたいからセンターまでお子さんと来てほしいと言われました。

 

センターは夜遅くまではやっていないので、 面談時間は午前中かお昼が多いです。お仕事をされている場合仕事を休んだり、午前半休を取らないといけないので、なかなか敷居が高いですよね。

 

でも私は行ってよかったと思っています。面談は子どもの様子を近くで見て、対処法を考えたり、職員さんから見て必要であれば、発達を診断する機関を紹介してもらえたりするようです。(発達支援センター自体では診断はしない)

 

初めての面談は子供同伴で

面談日は都合の良い日の午前中に設定してもらえました。

 

センターにつくと子どもは知らない場所なので最初は不安がって泣きましたが、職員の方に優しく接してもらえたのと、面談部屋の玩具にくぎ付けですぐに元気になって遊んでいました。

 

二人の職員さんがいらっしゃって、一人の方は玩具で子どもと遊んでもらっています。同じ部屋でもう一人の方が私と面談を始めます。

 

子どもも話の内容が多少はわかるようになってきているので、相談内容を子どもが聞いて傷ついたりしないか心配だったのですが、子どもは夢中で遊んでいてそんな心配は皆無でした。

 

面談は家庭状況をお話しするのが主でした。家族構成や二親等までの親戚まで結構細かいところまで聞かれました。今思えば、子育て状況を把握して的確なアドバイスができるようにということだったのかな?と思います。

 

二回目~は心理士さんと子供の様子を分析

二回目は心理士さんとの面談になります。子どもは初回と変わらず、面談の横で玩具で職員さんに遊んでもらっています。

 

心理士さんとは主に子育てで困っているところ(癇癪について)や、発達で気になるところなどを相談しました。保育園での様子も聞かれたりするので、事前に保育園にも相談したり、話を聞いておくといいと思います。

 

癇癪での対応方法は実践方法なども聞かれ(暴力を振るわれたときは別部屋に避難する等)おおむねその方法でいいんじゃないかと言われました。

 

話を一通りした後、我が子は感情の切り替えが苦手なのではないかと言われました。

 

確かに一度遊びをし始めるとずーっとその遊びをしたがりますし、中断してごはんやお風呂に入るのはなかなかしたがらず、強制的に食べさせたり、連れて行くしかなく毎回骨が折れていました。

 

対処法としては物事を進める前にまず説明することを言われました。今この遊びをしているけど、19時になったらお風呂に入るよ(時間はわかっていなくても良し)とか、これから買い物をするけど、玩具は買わないよ、とか。

 

実際やってみましたが、見通しが立つと感情も予め準備ができているので、割と次の行動にスムーズに移せるようになってきました。癇癪は未だに起こしていましたが、初めに説明しておいた分に関しては起こさなかった気がします。

 

そして面談終了後は保育園での様子を見たいから訪問しても良いか聞かれます。これは親は同伴ではないので、通っている保育園の名前と担任の先生をお伝えしました。保育園にも予めセンターでの出来事を一通り説明し、了承もとっておきました。

 

保育園での様子を視察

私は同伴ではなかったので、後から聞いた話なのですが、午前中9時からお昼すぎくらいまで半日ほど様子を見て頂いたそうです。私は教室の外から観察するのかな…?くらいにしか思っていなかったのですが、保育士さんに混ざって、子どもと話したり結構近くで接して(遊んでもらったり)頂いたようです。

 

その後の面談で保育園での様子を伝えられる

保育園施設訪問後の面談でその時の様子を伝えられます。またその様子を見て、子どもの苦手なところなどを考えてくれました。

 

うちの子供の場合は…

・好奇心が旺盛で色々なものが気になるタイプ

・私の話では急に友達に入ってこられると手を出したりすると聞いていたが、遊びの中で友達に邪魔されたりしても怒ったりせずに過ごせていた。

・姿勢の維持が苦手で、床に寝転んでみたり、くねくねしていた。

 

心理士さんも我が子に接してくれて起きたエピソードなどを踏まえてお話してくださるので、終始和やかなムードでした。

 

私や担当保育士さんではなく、普段我が子と接していない第三者の方から子どもの様子を話してもらえるのは新鮮で、子どもの良いところもお話してもらえたので、自信にもなりました。

 

この面談の後は、癇癪が一通り落ち着いてきたこともあり、面談の頻度を減らすことになりました。お母さんの希望によっては職員さんと相談して終了にすることも可能だそうです。

 

まとめ

一通り体験談を書いてみましたが、イメージが湧いたでしょうか?

 

もともと発達を指摘されたわけでもなかったので、発達支援センターを利用しても良いのか初めは申し訳ない気持ちでいっぱいだったのですが、その話をしたところ子育てに悩んでいればどなたでも相談可能ですよ。と言ってくださいました。

 

職員さんもお忙しいと思いますし、今は甘えて相談させて頂いていますが、悩みが無くなったら終了方向に向かおうと思っています。

 

でも、うちのように、あまりに酷い癇癪で手を持て余していたら、公的な機関の手を借りていいのだということをお伝えしたくて書きました。

 

お住まいの自治体によっては発達支援センターの名称やまた面談の進め方なども違うとは思いますので、あくまでも一例だということで参考にしてください。

 

・癇癪への対応の仕方

・癇癪に伴う暴力への対応の仕方

 も下記にまとめておりますので、よろしければどうぞ♪

 

yuruworkmama.hatenablog.com

 

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